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わたくし達のくらしと防炎品

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火災の実態は?-建物火災、死傷者、着火物-

1 建物火災の現状

火災の実情

平成22年中(1月~12月)の総出火件数は、46,620件(前年比▲4,519件、▲8.8%)となっています。このうち建物火災の発生件数が総出火件数の約6割の27,137 件(前年比▲1,235件、▲4.4%)となっています。

建物火災(住宅火災、住宅以外の火災)のうち最も多いのは、住宅火災(一般住宅、共同住宅、併用住宅)で、建物火災の約6割の15,430件(前年比▲883件、▲0.6%)となっています。


2 建物火災による死傷者の状況

平成22年中の火災による死傷者は、死者は1,738人(前年比▲139人、▲7.4%)、負傷者は7,305人(前年比▲349人、▲4.6%)となっています。このうち建物火災による死傷者は、死者が1,314人(前年比▲38人、▲2.8%)、負傷者が6,386人(前年比▲208人、▲3.2%)となっています。建物火災のうち住宅火災による死傷者は、死者が1,186人(建物火災全体の90.3%)、負傷者は、4,521人(建物火災全体の70.7%)となっています。

住宅火災の死者のうち、放火自殺者等を除く死者1,022人(前年比▲1人、▲0.1%)を経過別にみると、逃げ遅れによる死亡(604人)が約6割を占めており、次に着衣着火による死亡(44人)の順となっています。

なお、住宅火災による死者の約6割を高齢者の方が占めています。

3 住宅火災死者が発生した火災の着火物のうち主な可燃物製品の内訳(平成22年中)

放火自殺者を除く住宅火災死者(1,022人)が発生した火災の着火物のうち主な可燃物製品の内訳は次のとおりです。

図3

出典:平成23年版消防白書 平成22年(1月~12月)における火災の状況(確定値)

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